驚音楼のすす払い

16日午前、東土堂町の真言宗千光寺で年の瀬の風物詩となっている鐘楼「驚音楼」のすす払いが行われました。冷めたい風が吹き付ける中、多田義信住職と真祥副住職が鐘楼前に設けられた祭壇で般若心経をあげ、集まった檀信徒ら十数名が焼香をし一年の締めくくりへの祈りを捧げました。檀信徒らは、小雪が舞う中、笹ぼうきや雑巾を手に高さ6メートルの鐘楼や梵鐘にたまった1年分のほこりを落とし、汚れを拭き取っていきました。千光寺の驚音楼は、明治23年に建てられ、志賀直哉の小説「暗夜行路」や歌人・中村憲吉の作品にも登場するなど、尾道の観光シンボルとなっています。現在も毎日夕方6時には鐘がつかれ時を刻む町の音として親しまれています。冬至の22日には、恒例の冬至の日の出を見る会が朝7時10分から開かれます。また、大晦日の除夜の鐘は夜10時に整理券を配布し、10時30分から住職が読経し鐘をつき始めます。

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