尾道で景観づくり大賞表彰式

広島県と県内の22の市や町で構成する広島県景観会議が主催する第18回景観づくり大賞の表彰式が24日、公会堂別館で行われました。県内の優れた景観の保全と創造を目的として、「守り続けたい景観」と「新たに創造された景観」の2つのテーマで景観写真を広く募集したところ115点の応募がありました。尾道市の平谷祐宏市長が委員長をつとめる審査委員会が3月に選考し、最優秀賞1名、優秀賞5名を決めました。最優秀賞には、三原市の西本貢さんの「新しい夜明け」(写真:上)が選ばれました。この作品は、4月に開通した三原市本郷町の広島空港大橋を東広島市河内町から撮影したもので、橋が架かる山並みの向こう側から朝日が昇る様子をとらえており、新しく完成した橋が周辺の自然と調和していることなどが評価されました。優秀賞には、尾道市の小林芳夫さんが庄原市比和町の田園風景を撮影した「藁はぜ」(写真:中)や府中市の鳥井洋志さんが因島大橋を真下から撮影した「しまなみ因島大橋」(写真:下)などが選ばれています。受賞作品は県景観会議のウェブサイトで見ることができます。

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